病院・カウンセリング・発達障害支援センター

私はADHD?受診日記 part.1.5

こんにちは、Chikarin!です(^^)

前回のpart1の記事では病院の初受診のことを書きました。

初受診の時に何をしたのか、その時自分がどんな気持ちだったのかを書こうと思ったのですが、そのためには「カウンセリングを受ける」というその前のステップがあったことがとても大事でした。

そのため、part1ではカウンセリングのことについてもたくさん書いてあり、少し話が前後して読みづらいところがあるかもしれません。

今回は、2回目の受診となった、9月30日のことについてをメインに絞って書いていこうと思ったのですが、その前に書いておきたいことが思いの外長くなったので、part1.5を挟ませてもらいます。

お付き合いください。

2回目の受診のための準備

part1で書き忘れていたのが、1回目の受診の後「親にチェックしてもらって欲しい」と一枚の紙を渡されました。

それがこれです。

f:id:chikarinadhd:20161003131220j:image

これは、私が1回目の受診のときに発達障害を疑っていて、片付けができない、注意が逸れやすい、ケアレスミスや忘れ物があまりにも多い、ことに悩んでいると伝えたために、主治医が「ADHDに関するチェック事項」の紙を渡してくれたのだと思います。

小学生の頃の様子を思い浮かべてチェックして欲しいということでした。

覚悟はしていましたが、紙にはしっかりと「ADHD」と書いてあり、親に自分が発達障害を疑ってカウンセリングや病院を受診していることを伝えなければならない内容でした。

自分では覚えていない小さな頃の様子や、客観的に見た子どもの頃の様子が知りたいので、可能なら親御さんにも一緒に受診してもらいたい、と言われましたが、私は実家を出て長く両親は近くに住んでいないのでなかなか難しい……ということでこの紙にチェックをもらってくることになったんです。

どうしても親に話せない、など事情があれば強制はされないようでしたが、私はいろんな角度からしっかり見て診断して欲しいと思ったので、チェックシートをもらいました。

なかなか親に話せない……

ちゃんと親に話そう

そう決めたはずなのにいざとなるとなかなか言い出せぬまま一週間がすぎ、二週間が……

ちょうど実家に帰ったので様子を伺っていましたが、やんちゃな甥っ子とバタバタ過ごしているうちに真剣な話をするタイミングを逃し……折を見て二人の時に母に話そうと思っていたらこんなことがありました。

どこでそんなことを聞いたのか知らないけれど、ちょうど渦中の人として連日ニュースに取り上げられていた男性俳優さんのニュースを見て母が言いました。「あの人はあれらしいね」とキーワードが出てこず考えている風だったので「発達障害?」と聞くと「そうそう!学校や社会でうまくやっていけなくて大変らしいよ」と。

私はすごく複雑な気持ちで「うーん……」とあいまいなリアクションをしてすぐに話題を変えました。

そのままさらに2週間が過ぎました。

やっと話を切り出せたのは、受診の前日29日の夜。

電話したんだけど言い出せず、やっと「見て欲しいものがあるからこの後LINEで送るから」とだけ伝えられました。

私っていつもこう。ギリギリの女なんです。

くしくもこの日は母の誕生日。

誕生日の日にごめんね。

案の定母から電話がかかってきました。

「これ、何?」

支離滅裂だったかもしれないけど、やっと話すことができました。

辛かったな。

いつも私はギリギリになってから言い出すクセがあります。

すごく大事なことでも整理してから話そう、ちゃんと考えて話さなければ、と思えば思うほど先延ばしになる。

話を聞いた母親は言葉には出しませんが電話越しにもわかるほど明らかにショックを受けたようでした。

「それくらい誰にでもある」

チェックシートを見た母からLINEで返事が返ってきました。

f:id:chikarinadhd:20161003144829j:image

……

きっと想像以上に低い値をつけてくるだろうなーと思っていたら完全に想像以上でした。

すぐ電話して「……全部ゼロ?」と聞きました。

項目17の「日々の活動で忘れっぽい」とかこれもゼロ!?

高校生にもなって週に何度もあなたに忘れ物を学校に届けてもらっていたこの私が?

鍋を火にかけて何度も吹きこぼし、湯船に水を張っていたことを忘れて何度も湯を溢れさせるこの私をその度に叱ったのはあなたではなかったか?

「どうしてアンタはそんなに財布や鍵や携帯ををなくせるの!もう全部首から下げておきなさい!」と何度私に雷を落としましたか?

項目14の「質問が終わらないうちに出し抜けに答えてしまう」は!?

君たち両親は「人の話を最後まで聞け!」と何度私に怒鳴りましたか?

子どもの私に「人の話を遮ってそんなに自分のことばかり話すならお前の言いたいことをテープに録ってこい!そうでなきゃ俺はもうお前の話を聞かん!!」と父が言い放つのを、あなたは隣で見ていたじゃないか、母よ!

言えばきりがないほどエピソードが溢れてきます。

おいおい!アンタは私の何を見てきたんだい!?

 「1.時々ある」ですらなく全ての項目においてオール「0.ないもしくはほとんどない」にチェックをつけるとは、何ですか?私はパーフェクトヒューマンですか\(^o^)/?

母は「そんなの誰にでもあるでしょ?」と言いました。

ものを忘れるなんて誰にでもあることだし、ソワソワして落ち着かないことだってある。

これにはフォロワーさんも流石に苦笑いでした(^^;)

「誰にでもある」ならオールゼロはないはずなんだけどね、とリプライをくれた方もいました。

その通りだなーと思います。

そしてその後あるリプライを見て、母には「発達障害」というものがまだピンときていないし、誤解や偏見があるんだなぁとも思いました。

今回のチェックシートで、私がチェックする判断基準と今回母がチェックした判断基準のハードルの高さが全然違いました。

f:id:chikarinadhd:20161003151654j:image

このチェックシートに私がチェックをつけるならちょっと遠慮がちにつけてこうです。

「2、3、2、2、2、1、1、1、2、2、2、2、3、3、1、1、3、3」

これを母はオールゼロといいました。

多分母は「ちょっと病院で診てもらった方が……」と誰の目に見ても明らかにおかしいと一目でわかるような特徴が見られた時にやっとチェックをつけるのでしょう。

母が悪いとは言いません。

だから私はオールゼロのまま、封筒に綺麗に折りたたんで病気に持っていき、何も言わずに提出しました。

事実これが母がつけたチェックだから。

2回目の受診を前にしていろんな心優しいリプをもらいました。

みんなありがとう。