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発達障害をオープンにすることは「〇〇〇」を宣言すること

みなさんこんにちは。

Chikarin!です。

いつもブログを読んでくださってありがとうございます!

今回は発達障害のカミングアウトを躊躇ってしまうのはなんでだろう?という疑問から、私自身が考えたことについてです。

ぴんk

発達障害をオープンにするかどうか

これはなかなか難しい問題で、オープンにして仕事を探す人、クローズで探す人、途中で発達障害と分かったことを打ち明けない人、打ち明ける人、色々ありますが、当人がどう選択するかになります。

今の日本では、オープンにしない人の方が多い印象です。

ではなぜオープンに出来ないのか?

理由はそれぞれですが……

「私、発達障害があるんです。」

とカミングアウトした時、相手はどんな反応をするだろうか?

当事者の多くは不安に感じています。

私もその1人です。

最近、こんなツイートをしました。

ぴんk

いいね、RT、リプありがとうございます!

私が同じグループのメンバー数名にカミングアウトした時直面したこと

私の場合、ADHD(注意欠如多動性障害)の診断を受けた時、同じグループのメンバーにだけは話しておこう、と思って数人にだけ伝えました。

その時の詳細はこちらの記事参照↓↓↓

発達障害を会社のメンバーにカミングアウトして(1) – まいにちADHD

発達障害を会社のメンバーにカミングアウトして(2) – まいにちADHD

発達障害を会社のメンバーにカミングアウトして(3) – まいにちADHD

「Chikarin!さんが何に困っているのか教えてください。それが分かれば私たち荷も何かできることがあるんじゃないかと思うんです」
というプロジェクトメンバーの言葉は嬉しかったです。

ただ、困ったのは、「困り感」はあくまで私個人の感覚なので、非常に説明しづらいということ、そして、だから……の続きが見つからないということ。

この詳細については次の項目で紹介します。

Chikarin!
Chikarin!
私、実は発達障害があるんです

カミングアウトされた側からしたら正直なところ「で、?!」と言いたくなるのではないかと思います。

でも、逆に正直なところ、私は当事者として「以上です……。」という気持ちになりました。

一方的に押し付ける感じで失礼かな……と思うのですが、本当にすみません、発達障害に限らずカミングアウトは一方的に打ち明ける場になって仕方ないのではないかなと私は思います。

私がカミングアウトした時困ったこと

カミングアウトした時

「どんなことで困っているのか」

「どんなことが苦手なのか」

「私達には何が出来るのか」

と聞かれました。

迷惑をかけている立場からすると、とても有難い言葉です。

でも、私はとても困りました……。

ごめんなさい。

例えば、

「朝遅れないようにと早めに起きて準備するのだけど、気づくと出かける直前になっていて、鍵や携帯が見当たらなくて、一度家を出て忘れ物に気づいて家に帰って、また家を離れてガスの元栓を閉めたか分からなくなってまた戻って、今度は財布を忘れて……」

に対して「後10分早く起きたら?」とか「家を出る時間にアラームを設定しておいてこれが鳴ったら出る!と決めておいたら?」とかアドバイスを頂くと……。

Chikarin!
Chikarin!
……。

「じゃあ何か私たちに出来ることはある?」とか「あなたはどうしたらいいと思う?」などと言われると……。

Chikarin!
Chikarin!
……。

「アラームを今より10分前にセットして、今より早起きします」
とか
「鍵や財布など、必要なものを前日の夜に枕元に準備して朝準備しなくてもいいようにします」
と言う答えがまず思い浮かぶのですが、そういった工夫はこれまで幾度となくチャレンジして尽く失敗してきています。

また、自分が信じられないので、その約束を確実に実行して問題解決を図る!とお約束できない自分の不甲斐なさに、深い自己嫌悪に陥ります。

そして、

メンバー
メンバー
私たちに何かできることはありますか?

と言われた時

Chikarin!
Chikarin!
うーん……。

言ったまま言葉が出なくなり、沈黙に耐えかねて何か言わなきゃ!とぐちゃぐちゃな頭の中を全部こぼしてしまいました。

最終的にはこぼれたものの中に発見があったりして、良かった面もあったのですが、半分以上答えになっていなかったと思います。

言い訳や本当はそんなこと思っていない、みたいなものも口にしてしまって大きな罪悪感も残りました。

そんなに直ぐに結論は出ない

このツイートに戻りますが、

発達障害をカミングアウトすることで伝えたいのは「だから助けてください」「だからこれまでの事は大目に見てください」「だから仕方ないですよね?」ということではなく、「何とかしなきゃと思って色々やってみてはいるんだけど、なかなか上手くいかなくて……困ってますという事。

そんなに直ぐに結論が出るような簡単なものではありません。

当事者自身もどうしたらいいのか分からないとか、どうやったら出来るようになるんだろう?とずっと考えているからです。

カミングアウトをする時、当事者はいろんな不安を抱えて、乾く口の唾をごくりと飲み込みながら望むような場合が多いと思います。

解決策があるなら私がいちばん知りたい。

相手に誠意を持って望むなら相手の言い分を聞き、改善に向けて話し合うことは大切なことですが、まずは伝える場であるべきです。

伝えることから始まるし、カミングアウトはかなりのエネルギーと衝撃を伴うので、改善に向けて話を進めるのはワンクッション置いてから、くらいの方がむしろ相手も当事者も気持ちや頭の整理がついていい場合が多いのではないかと思います。

しかし多くの場合、カミングアウトの場では結論が出されようとします。

特にビジネスの場では。

仮でもいいから何らかの答えを出して終わりたいという気持ちは分かります。

それでも私はカミングアウトが「相談」として受け取られることなく

Chikarin!
Chikarin!
実は〇〇なんです。ずっと言えなくて……この事で今悩んでいます(困っています)
A
A
そうか、分かった(悩んでる、困ってるんだね)

に終始する場であって欲しいと思います。

カミングアウトが結論を求められる場になってしまうと途端にハードルが高くなってしまうからです。

重要な部分を隠したまま「カミングアウトしたいけど…したらなんて思われるかな」と不安を抱えて過ごすことは、いつか心を壊しかねないし、いつか大きなすれ違いを呼んでしまうかもしれません。

※カミングアウトするかしないかは自由だし、状況によって判断が別れるところだと思います。カミングアウト推進派という訳ではありません

発達障害をオープンにすることは「〇〇宣言」に近いと思う

私は発達障害をカミングアウト(オープン)にすることは「私困っています」宣言に近いのではないかと思っています。

多くの場合「だから何かいい解決策はありませんか?」とアドバイスを求められているとか、「ミスしても大目に見てください」と責任逃れしたいのかとか誤解されがちです。

もちろんアドバイスを求める(相談したい)場合もあると思いますが、本筋は違います。

カミングアウトを受ける側の方達に、当事者の方の気持ちに寄り添って支離滅裂な説明になったとしても「聴く」に徹してもらうことで、当事者は初めて心を落ち着けて話すことができます。

その方が、当事者ですら気づいていなかった本音や隠れた問題がポロッと出てくることもあって、一見遠回りに見えても話が前に進みやすいです。

まとめ

誰でも苦手や困ったことを抱えています。

発達障害を持つ人の苦手なことは、「みんな」が当たり前に出来ることだったり、〇歳頃になれば「みんな」できるような事だったり、AができるならBも「みんな」できるような事だったりします。

その「みんな」って誰のことですか?

視点や環境が変われば「みんな」の範疇は大きく変わります。

日本人とイギリス人でも変わります。

昔の人と今の人でも、大人と子どもでも変わることがあります。

私の当たり前はあの人の当たり前ではないし、狭い世界に囚われていないで、視野を大きく持ちたいですね( ^^ )!

要点まとめ

発達障害をカミングアウトすることは、「助けてください」「だから仕方ないんです。大目に見てください」ではなくて「私困っています」宣言に近い